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The Professionals

− ハイリスク患者の診断と治療戦略を探る −

PCIデバイスセッション
7月10日(金)/ 配信:Room A
19:00 – 20:20
座長
上妻 謙(帝京大学)
コメンテーター
天野 哲也(愛知医科大学)
大倉 宏之(岐阜大学)

本セッションでは疾患の診断が困難であった症例やハイリスク症例に対する治療戦略をエキスパートと共に探ります。

適切な診断に難渋した症例、原因不明の疾患、治療すべきかの判断に迫られた症例が全国から集まりました。

Case 1

大動脈解離に伴う急性冠症候群の1例

早川 輝 氏(名古屋大学)

【症例】 40歳代男性

【主訴】 胸痛・右下肢痛

胸痛と右下肢痛を訴えた後に意識障害となり、救急要請となった。 救急隊到着時の初期波形はVFであり、家族によりBystander CPRが開始されていた。 VFとROSCを繰り返しており、ERにて気管挿管を施行後すぐにカテーテル室へ搬送した。

【Laboratory data】

ROSC時の心電図は、aVR・V1でのST上昇、広範なST低下を認めた。 EFは10%程度で前壁中隔-心尖部、側壁も壁運動低下があり、 広範前壁の心筋梗塞を疑う所見であった。

【ECG】ROSC時の心電図所見

カテ室移動中に再度CPAとなり、入室してすぐVA-ECMOを確立した。 ERにて穿刺部のエコー所見を確認しており、両側ともにエコーでわかるような解離がないことを確認しており、 右下肢からECMO、左下肢から造影を行い、大動脈解離だと改めて確信した。 RCAおよびLCAともにガイディングカテーテルがエンゲージできず、 入口部から閉塞している可能性が高いと判断した。

Discussion Point.1
この状況から、みなさんなら次の1手はどうしますか?
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